partixで用いる当たり判定モデル

partixには2種類の任意形状プリミティブが存在します。
SoftShellとSoftVolumeです。


SoftShellは通常のポリゴンモデルに用いるプリミティブです。
基本的に普通のポリゴンメッシュ(.objとか.mqoとか)と同じような
データ構造を持っています。このタイプのプリミティブでも
非剛体物理演算などは可能なのですが、いくつかの問題*1
もあり、基本的には地形などの固定物用プリミティブであると
考えてもらうのが良いと思います。


一方のSoftVolumeは、はちゅねミク人形などでも用いている
非剛体運動用プリミティブの本命です。こちらは高速かつrobustな
運動のために前処理を必要とします。それは、Tetrahedral Meshの作成です。

*1:理論的にほとんどどうしようもない問題もあれば、最近あんまりSoftShellの非剛体運動のデバッグをしてないという実装上の都合もある