tetrahedral meshの作り方

さて、tetrahedral meshが必要と分かったので、その作り方を
知る必要があります。


partixは基本的にI/Oの類には一切関知しないので、
ファイルから読み込んでpartix内部でもちいるデータ形式
変換する、といったようなことは渡す側でする必要があります。
逆に言うと最終的にpartixの要求にのっとってさえいれば
それまではどのような過程を経ていてもかまわない、
ということになります。


というわけで、「はちゅね山積み」では、tetrahedral meshの
生成にTetGen http://tetgen.berlios.de/ を用いています。


tetgenは任意のポリゴンメッシュからtetrahedral meshを作る
コマンドラインアプリケーションで、.smeshという形式から
tetrahedral meshのデータである.ele, .node, .faceの3つの
ファイルを生成します。


smeshというと聞きなれないフォーマットに思えるかも知れませんが、
tetrahedral meshの生成に必要なのは頂点と頂点を指す
数値インデックスで構成されたトライアングルだけなので、
既存のフォーマットから
変換することはまったく難しくありません。*1

*1:といっても面倒でしょうから、MQOかなにかから変換するツールを近いうちに用意します